TOA「ナレッジスクエア」のストレスフリー会議室に
多言語翻訳API ”mimi®︎TRA”が採用されました

~リアルタイム性と翻訳精度を兼ね揃えたクラウドAPI〜

 フェアリーデバイセズ株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:藤野真人、以下「当社」)は、TOA株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:竹内一弘、以下「TOA」)の新研究開発拠点「ナレッジスクエア(宝塚市)」のストレスフリー会議室に、当社の多言語翻訳API “mimi®️ TRA”が採用されたことをお知らせいたします。

「ナレッジスクエア」について

TOAの開発者だけでなく、ユーザーや取引先、協力会社、大学や研究所などの専門機関など、多種多様な人々や情報が集い、新しい価値を共に創り出す「共創」の場として生まれ変わりました。

新設された研究開発棟ココラボでは、未来につながる技術開発と、専門性の高い企業との協業によって実現した「TOAミライソリューション」を展開しています。

アクセスマップはこちら:https://www.toa.co.jp/profile/network/map/toa_takarazuka.htm

ストレスフリー会議室について

話者を自動追尾するカメラでスクリーン上に投影、指向性のマイクを会議室に設置し、自動で話者の声を集音、話者の位置も特定することで、議事録を自動作成できるシステムを備えます。リアルタイムでテキスト化した字幕を投影しながらの会議が可能で、当社のmimi®️ TRAを用いることで翻訳した字幕も表示可能としております。mimi®️ TRAはクラウドでありながら、遅延の少ないリアルタイム性、アジア言語に強く、言語の壁を越えるストレスフリーな新しいコミュニケーションを目指しています。

 

mimi®️ TRA powered by NICT について

当社は、2013 年より音声処理クラウドプラットフォーム「mimi®」を開発し、音声応用・音声対話システムを利用する企業向けに技術提供して参りました。また、2017年よりNICTの研究成果の社会実装を担い、mimi®においてNICT音声認識エンジン運用を可能とするとともに、11言語に対応した音声認識・翻訳・音声合成機能を有する多言語音声翻訳クラウドサービス「mimi®API Platform)」も提供しております。また、2020年からは総務省から発表された「グローバルコミュニケーション計画2025」の推進のため、「多言語翻訳技術の高度化に関する研究開発」の中核メンバーとして「逐次通訳」の技術を「同時通訳」の技術にまで高度化し、TOAとともにビジネス等の場面での利活用を目指しています。

mimi®︎ cloud API Platformについて

様々なお客様が高度な音声対話システムを構築するための疎結合なソフトウェアスタックであり、マイクアレイ・フロントエンド処理機能を担う「mimi® XFE」、多言語音声認識及び翻訳機能を担う「mimi® ASR/TRA」、話者識別機能を担う「mimi® SRS」、環境音識別機能を担う「mimi® ESR」、音声合成機能を担う「mimi® TTS」等を有するクラウドAPIシステムです。「mimi® Cloud API Service 」利用製品は、累計200万台超に達し、多くの音声応⽤・音声対話システムを開発する企業にワンストップなソリューションとしてご活用頂いております。

●TOA株式会社について

TOA株式会社は、1934年創業、業務用音響機器と業務用映像機器の専門メーカーです。交通施設・商業施設の案内放送やBGM、火災時の避難誘導に用いる放送設備、会議室や多目的室、宴会場などに用いるAVシステム、大規模スポーツ施設用音響システム、防犯カメラや録画機器などを製造・販売しています。また昨今では、感染症対策を想定した「新しい生活様式」の実践や、新常態に対応するための働き方改革、事業活動継続(BCP)などに貢献する音響・映像ソリューションの提案・提供にも注力。音の専門メーカーとしての知識・知見の活用や、さまざまな異業種との協業・共創を通じて、未来につながるソリューションを創造することで、安全・安心で住みよい暮らしができる社会の実現を目指しています。

詳細はこちら:https://www.toa.co.jp//

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