【導入事例】人手不足を解決し、購買体験の質を向上するLINKLETを使った「リモート接客」の蔦屋家電+様 事例

~遠隔から専門スタッフがひとりひとりに最高のパーソナル接客~

Fairy Devices株式会社は、株式会社蔦屋家電エンタープライズの協力のもと、二子玉川 蔦屋家電1階にある次世代型ショールーム「蔦屋家電+(プラス)」にて、未来の新しい接客スタイル「リモート接客」をご体験いただくイベントを2025年11月1日(土)に開催しました。

この取り組みは、LINKLETの「リモート支援」の仕組みを、蔦屋家電+の「接客」に応用するもので、小売・サービス業における深刻な人手不足という課題に対し、専門性の高い接客を、場所や時間にとらわれず提供可能とする先進的な取り組みとなります。この記事では、導入の背景から、実際のリモート接客の流れまでをご紹介します。

蔦屋家電+が目指す「場所を選ばない新しい接客の可能性」

蔦屋家電+ 担当者:百名様

Q.蔦屋家電+について教えてください。

蔦屋家電+は、先進的な製品群が集まるショールームです。最先端の技術を駆使した製品を取り扱い、専門性の高いスタッフが、製品説明のみにとどまらず、できる限り製品を体験して頂きつつ、お客様の感想やご意見を引き出してメーカー側にお伝えするよう接客する点に特長があります。

Q. LINKLETを使った「リモート接客」に取り組んだ理由を教えてください。

今回の「リモート接客」は、LINKLETの製品特性自体をお客様に伝えつつ、専門性の高いスタッフの接客価値を、場所の壁を越えて最大限に活かせる取り組みです。現地にいなくとも、遠隔からお客様ひとりひとりに最高の接客を行うことで、人手不足という社会課題の解消にもつながります。また、LINKLETの魅力は、お客様に負担をかけないデザインでスムーズな接客を実現できる点にあります。

Q. LINKLETを使った「リモート接客」のメリットは何だと思いますか?

この仕組みがあれば、接客という現場にもDXを導入して、スタッフの負担を下げられると思います。また、無人のポップアップストアの接客を遠隔スタッフが行う、といった取り組みも実現可能かもしれません。蔦屋家電+は、時代にあった先進的な取り組みを今後も企画・提案したいと考えています。

リモート接客の取り組みのポイント

  • 導入の目的:場所を選ばない新しい接客のトライアル
  • 導入前の課題:高い専門性が必要な小売・サービス業の人手不足
  • 導入で解決できること:専門スタッフが不在でも遠隔から高品質の接客を提供

LINKLETを用いたリモート接客のシステム構成

接客現場

必要な機器やソフトウェア

  • 機材:AndroidタブレットまたはiPad、THINKLET端末、イヤフォン*、操作説明パネル
  • タブレットに表示させる画面:ZoomまたはTeams
  • 通信環境:THINKLET端末はSIMカードによるLTE接続
    *端末のスピーカーから直接音が出ますが、よく聞こえるようイヤフォンを使用

リモート拠点

必要な機器やソフトウェア

  • 機材:PC、ヘッドセット
  • PCに表示させた画面:ZoomまたはTeams、LINKLETのコンソール画面

リモート接客の流れ

お客様のご利用

01

リモート接客のスタート

PM 1:00

展示パネルの説明に従って端末のボタンを長押しすると、遠隔地にいるスタッフが呼び出され、リモート接客開始。

別室で待機

スタッフの対応 

01

別室で待機

スタッフは、オフィスなど遠隔地で待機。

お客様のご利用

02

接続を開始

PM 1:03

装着したウェアラブルデバイスから音声が聞こえ、手元のタブレットから接客スタッフの顔も見えるので、スムーズなコミュニケーションが可能。

スタッフの対応 

02

お客様の接続をサポート

ZoomまたはTeamsでお客様の一人称映像とスタッフをつなぐ。

お客様のご利用

03

電動三輪モビリティを試す

PM 1:13

店内を回り、電動三輪モビリティを発見。お客様が実際に車内に乗り込み、操作方法の説明を受けるなど、臨場感のある特別な体験となりました。

スタッフの対応 

03

製品の操作方法を説明

一人用の運転席の操作説明も、リモートならスムーズ。

お客のご利用

04

電子楽器を発見

PM 1:23

続いてオルゴールの機構を内蔵する楽器の展示に移動。機能・特徴や演奏方法などの説明を受けた後、美しい音色を体験。ご家族も興味津々で説明を聞いていました。

スタッフの対応 

04

製品の特徴を説明

視界に入った商品の詳細を丁寧に行う。

お客様のご利用

05

リモート接客体験終了

PM 1:25

パーソナルなリモート接客が終了したら、お客様は端末を台に返却。ほしい商品をまとめてスタッフにお伝え。「バイバイ」と最後のお見送りをした後、スタッフがリモートで端末をオフにし、終了しました。

スタッフの対応 

05

お客様のお見送り

最後のお見送りをした後、遠隔から端末をオフします。

体験者様コメント:

「リモート接客」というワードに惹かれて体験したところ、店員さんが遠隔にいるにもかかわらず、イヤフォン越しの声に温かみを感じ、安心して相談することができました。この形式は新鮮で、店舗にいながら自分たちのペースでゆっくりと、実物に触れながら紹介を受けられるため、オンラインの気軽さと店舗の安心感という「良いとこ取り」だと感じました。また、現場の店員さんを独占せずしないため、接客待ちがない点もメリットだと家族と話しました。気になるアイテムの紹介を受け、家族でワクワクする時間を過ごせました。

今後の展望

LINKLETは、これまで製造業や保守メンテンスなどのビジネス領域の「現場」に展開していた「リモート支援」を、様々な業種・業態の取り組みに拡大して参ります。今回、蔦屋家電+様と一緒に取り組んだ「リモート接客」は、その取り組みの一環です。その他の業種・店舗でのLINKLET活用事例はYouTube動画でご覧いただけます。

食料品

美容業界

飲食業界

LINKLETの導入・活用に関するお問い合わせ

今回の記事でご紹介したような店舗でのリモート接客に「LINKLET」の活用をご検討の方、新しい業種での導入にご興味がある方は、ぜひ下記よりお問い合わせください。

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