東京大学と話者適応音声合成技術に関する共同研究について

2011年05月10日,フェアリーデバイセズ株式会社(東京都文京区)は,国立大学法人東京大学大学院情報理工学系研究科システム情報学専攻/創造情報学専攻,嵯峨山/小野研究室と,研究題目「話者適応音声合成技術の開発と実証実験」に係る共同研究契約を締結しましたので発表いたします.

話者適応音声合成技術は,少量の音声データで,目的とする人の声を模倣する技術であり,数文章~数十文章の適応処理により,目的の人の声に近づくことができる技術です.この技術によって,少量のデータでもより高品質な音声合成を実現することができるようになり,特定の疾病等により,自然発声が困難な人に対する会話補助システム等の実現が期待されます.

弊社では本技術開発の成果を,大学技術による社会貢献を主目的とし,スマートフォンアプリケーションとして,誰でも簡単に利用出来る形で,無償にて一般公開する予定です.

今後とも弊社及び弊社製品をよろしくお願い致します.

 


■本サイトに記載の製品名は商標または登録商標です。
■一部の写真は機能説明のために各ランプを点灯したものです。実際の使用状態を示すものではありません。■一部の写真は合成・イメージです。
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