〜LTE搭載のウェアラブルカメラ「LINKLET」が受賞〜
フェアリーデバイセズ株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:藤野真人、以下「フェアリーデバイセズ」)が、独自に設計/開発したLTE搭載ウェアラブルカメラ「LINKLET」が、「Digital Imaging/Photography」の部門でCES 2022 Innovation Awardsを受賞したことをお知らせします。
この発表は、2022年1月5日から8日までラスベガスで開催されるCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)2022に先駆けて、全米民生技術協会(CTA:Consumer Technology Association)より行われたものです。
「CES Innovation Awards」は、27部門で特に注目すべき製品を表彰するもので、製品の品質、デザインの美しさ、ユーザーに提供する価値、製品仕様の独自性と新しさ、革新性という観点で審査される国際的な賞です。
なお、フェアリーデバイセズはCES 2022において日本貿易振興機構(JETRO)の推薦により、「J-Startup/JAPANパビリオン(Eureka Park)」へ出展します。同ブースでは、LTE搭載ウェアラブルカメラ「LINKLET」の展示に加え、実機を使ったデモやリアルタイムの映像配信等を行う予定です。
受賞の概要
CESは、アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガスで毎年1月に開催される世界最大規模のテクノロジー見本市です。CES 2020には、約4,400社が出展し、2万件以上の最新テクノロジーを披露、世界中から17万人以上が来場しています。
CES Innovation Award は、出展企業・製品の中から、特にデザインやエンジニアリングにおいて優れたものに贈られる賞であり、CES 2022 Innovation Awardでは過去最高の1,800件が審査対象となりました。その中で「Digital Imaging/Photography」部門における受賞は、LINKLETの優れたカメラ遠隔制御機能、高微細画像の撮影と配信による幅広い通信環境への対応、用途に応じた撮影パラメータの柔軟性を証明するものです。
LINKLETとは
LINKLETは、全世界的に普及したビデオ会議システムである「Zoom」や「Microsoft Teams」による一人称視点での遠隔支援・ビデオ配信を実現するLTE搭載ウェアラブルカメラです。LINKLETを利用することで、ユーザーは一人称視点の映像/音声を遠隔地に共有できます。
例えば、「観光などのアクティビティ体験の共有」や、「家庭内作業の遠隔支援・駆けつけ不要化」、「習い事の配信とリアルタイムコミュニケーションによる遠隔レクチャーの大規模化」などが可能となります。
LINKLETは、現場DXにおいて「現場作業への遠隔支援」や「現場業務立ち上げの迅速化および稼働安定化」を実現する首掛け型ウェアラブルデバイス「THINKLET※」の開発により培った技術および利便性の高いユーザーインターフェースを活用しつつ、コンシューマ向けへの転用を目指して開発されました。
※フェアリーデバイセズは、2019年に現場作業者の「セカンドブレイン」として、現場作業者一人ひとりの経験や知識に基づくオペレーションをデジタル化し誰もが活用可能にする、現場DXの為の首掛け型ウェアラブルデバイス 「THINKLET」を開発しました。リリース以来、各業界のリーディングカンパニーが導入を加速しており、空調や発動機等の据付保守業務をはじめ、海外展開における現地作業員の技術指導や高齢化に伴う技能継承、プラント向け外部ソリューションとの連携等、様々な用途に活用されています。
特徴
<製品詳細>
https://linklet.ai/
<販売予定時期>
2021年12月(Zoom機能のみ先行提供)
<受賞の概要>
CESは、アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガスで毎年1月に開催される世界最大規模のテクノロジー見本市です。前回、実会場で行われたCES 2020には、約4,400社が出展し、2万件以上の最新テクノロジーを披露、世界中から17万人以上が来場しています。
CES Innovation Awards は、出展企業・製品の中から、特にデザインやエンジニアリングにおいて優れたものに贈られる賞であり、本年は過去最高の1,800件が審査対象となりました。
<開発者コメント>
今回の受賞にあたり、開発チームの加藤は次のように述べています。
「人が見ているものを見る機械」というコンセプトをどのように実現するか、つまりLINKLETが搭載している超広角カメラをどのように制御するか、ということはたいへん重要な課題です。
幸いなことに、LINKLETは搭載しているカメラモジュール自体から手を加えることができるため、ハードウェアからHAL のレイヤーまでを一貫して最適化することができます。またLINKLETは、ウェブサイト上からインターネットを経由してカメラを細かく制御できるため、撮像した映像をクラウド上で解析し、センサパラメータに対して適切なフィードバックを与えるといった高度な処理を行うことも可能です。
非常灯の明かり、月明かりのような暗い環境で利用される場合もあります。逆に、強烈な直射日光下で照り返しの激しい環境で利用される場合もあります。首掛け型の形状により、人間工学的に「手ブレ」しない位置ではありますが、装着者が激しい運動をしている場合もあります。
これらの様々な場面に対して、適切な静止画、動画を撮影するということは簡単ではない技術的なチャレンジであり、未だ完璧であるとは言い難いものではありますが、いま達成できた段階において、デジタルイメージング・フォトグラフィー部門にて CES Innovation Awards を受賞できたことを心から嬉しく思います。でも、まだまだがんばりますよ〜!」
製品説明や取材について
製品説明やデモ、取材等をご希望の方は以下からお申込みください。社内のリソースの都合上、お申し込みの順序を問わず、ご希望に添えない場合もございますので、予めご了承ください。
●CES 2022会場でのアポイントメント専用フォーム
https://fairydevices.jp/linklet/ces2022
●CES 2022会場以外でのお問合せフォーム
-製品に関するお問い合わせはこちら
https://fairydevices.jp/contact/linklet
会期:2022年1月5日(水)〜8日(土)
会場:アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガス
主催:Consumer Technology Association
フェアリーデバイセズ出展ブース:Sands Expo, Eureka Park, J-Startup/JAPANパビリオン内
CES Innovation Awards について
CES Innovation Awards は、出展企業・製品の中から、特にデザインとエンジニアリングにおいて優れたものに贈られます。メディア、デザイナー、エンジニアなどを含む世界中の業界専門家の審査員が、イノベーション、エンジニアリング、機能性、美学、デザインといった観点で優れた製品や技術を審査します。これまでに何千もの製品がここで発表され、その中にはプラズマテレビやブルーレイ、有機ELテレビ、3Dプリンターなど私たちの生活を一変させた製品も数多く含まれています。
フェアリーデバイセズの受賞部門は以下の通りです。
■Digital Imaging/Photography(デジタルイメージング/フォトグラフィー)
Products designed to enhance the visual experience and/or allow the user to capture, store and edit still images or video.
静止画や動画の撮影、保存、編集を可能にし、視覚的体験を向上させることを目的とした製品。
“The CES Innovation Awards are based upon descriptive materials submitted to the judges. CTA did
not verify the accuracy of any submission or of any claims made and did not test the item to which the
award was given.”
※本プレスリリースに記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。
Copyright © 2020 Fairy Devices Inc. All rights reserved.