フェアリーデバイセズ、SVP of Scienceとして
関喜史氏が就任

〜研究・開発エンジニアの採用強化により、プロダクト開発を加速〜

人の心に寄り添う技術で、人と機械をつなぐ人工知能(AI)スタートアップのフェアリーデバイセズ株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:藤野真人、以下「フェアリーデバイセズ」)は、2022年4月1日付けで、経営的目線からサイエンスとビジネスの融合を加速する役割であるSVP of Scienceとして関喜史氏が就任したことをお知らせします。

就任の背景

当社は、2007年の設立以来、音声技術を中心とした研究開発を行ってきましたが、2018年、現場DXのための首掛け型ウェアラブルデバイス「THINKLET」の開発・リリースと大型資金調達を実施し、スタートアップ企業として新たな成長へ舵を切りました。

世界的に「withコロナ時代の新しい共同作業」の形が求められる中、現場DXの一環として遠隔支援デバイスの導入が進み、現場の動画像データの蓄積が進んでいる一方で、ビジネスとデータの双方に精通した人材の不足から、その現実的な利活用プランについては、まだ試行錯誤を重ねている企業が多く見受けられます。

今回、機械学習とデータサイエンスの研究者でありながら、起業家としてもデジタルビジネス構築で成功を収めた関氏が入社することによって、THINKLET/LINKLETによって取得した現場データの活用方法や、動画像データの効率的な収集方法、データ利活用の高度化方針のみならず、こうしたデータやデジタルアセットを活用した新ビジネスの立上げを行う際の支援をより一層加速することが可能となりました。

また、最先端のサイエンティストを拡充することで、音声・言語分野が中心であったお客様へのR&D支援・協業の範囲を、デジタルサービスの立ち上げやデータサイエンス分野まで拡大致します。これによって、DXイネーブラーとして、クライアント企業各社にこれまで以上にご貢献してまいります。

関喜史氏の略歴・コメント

■略歴:フェアリーデバイセズ株式会社 SVP of Science。慶應義塾大学特別招聘准教授。東京大学松尾研究室で機械学習・Webマイニングの研究に取り組み、2011年度にはIPA未踏事業に採択される。在学中にGunosyを共同開発し、株式会社Gunosyを共同創業。推薦システム開発・データ分析を中心に取り組む。事業と並行して2017年3月に博士号を取得。主な研究業績としてKDD、Recsysなどのトップカンファレンスへの論文採択や、WIにおけるBest Paperの受賞がある。また大学の講義やU-18のプログラマ育成事業である未踏ジュニアのメンターを務めるなど教育活動にも取り組む。

■コメント:「この度フェアリーデバイセズの一員として加わらせていただくことになりました。主力事業であるTHINKLET/LINKLETは会社の現場データの収集を大きく進めるソリューションであり、その中心には音声信号処理を中心とした機械学習技術に対する高い研究開発力があります。自身の経験を活かしてこれらの事業や技術開発のサイクルを促進しつつ、キャリアの目標である、産業界の研究開発を促進しより良くすることをフェアリーデバイセズの成長の中で実現していきます。」

フェアリーデバイセズ 採用情報

■研究・開発エンジニア向け 特設採用ページを初公開!<URL: https://www.fairydevices.jp/recruit>■

フェアリーデバイセズは、「使う人の心を温かくする一助となる技術開発」を目指し、VUI※1・VPA※2 関連技術や音声認識/音声翻訳関連技術とクラウド基盤、それらの性能を活かすエッジデバイスの開発を通して、音声技術を中心とした機械学習技術の実業務現場への適用を推進して参りました。さらに、現場の人から生まれる各種のデータ解析や、それらに関わる最先端の応用研究を実装した業務ソリューションを、デバイスからクラウドまで一気通貫で提供することによって、様々な業界のデジタルトランスフォーメーションを支援しています。

※1 VUI:Voice User Interface / ※2  VPA:Voice Personal Assistant 

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